ギリシャのホストマザーのオリーブ園で収穫体験

まずは、あけましておめでとうございます。それから被災された方々、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。年が明け2024年、今年も私のブログにゆるりとお付き合いくださると嬉しいです。最初の記事ですが、これまでの事で大切なお話をひとつ。地中海性気候であるギリシャでは、11月頃にオリーブの収穫が行われます。オリーブの本場ギリシャのオリーブ園で収穫体験をしました。

私のホストマザーもは6つか7つのオリーブ畑を持っており、私も人生で初めてのオリーブ収穫に何度かお手伝いに行ってきました。

オリーブの木の下にシートを引いて、小さい熊手で木を1本ずつ実なしにしていきます。

シートは1本か2本ごとに移動しながら、散らばったオリーブを集め、葉っぱや枝は取り除いて、袋に入れる、という単純な作業の繰り返しなんですがこれが思っていた以上に大変!朝から夕方まで働きました。普段使わない筋肉が活躍してくれました。7、8時間も働けば、慣れてない人は筋肉痛になるそうですが…私はなんのおかげか無事回避できました笑。

1回の作業で米俵より小さいくらい(小麦が入っていそうなイメージ!)のパンパンの袋がいくつもできます。こうして集めたオリーブ達を近くのオイルを抽出する工場に持って行きました。ものすごくオリーブオイルの濃厚な香りが充満していました。

ずっとオリーブは緑だというイメージがあったんですが、今回オリーブにも色んな種類があることを発見しました。まだ若いうちは緑でだんだん黒くしわしわになっていくそうです。色によって用途も違うようです。緑はオリーブオイルに、黒は塩漬けにして食べたりだとか。

オリーブが身近にある国に実際に来て、本当にオリーブは全ての食事の要のようです。どの料理にも絶対入っているし、大量のオリーブオイルでじゃがいもを揚げたらみんなだいすきポテトフライが…あっという間にできちゃいます。

日本では完全にできない貴重な体験だったと思います。ホストマザーはワイン用のブドウ畑も持っているそうですが、今年は大雨で流れてしまったようで収穫を一緒にすることはできませんでした…すごく残念です。

今回紹介をする料理は……サラダ!

No.2 Salad(サラダ)

日本と違うギリシャならではの伝統料理という訳ではありません。ただ特に夏場、毎食このサラダが出てきました。トマト、キュウリ、玉ねぎ、ピーマンにオリーブオイル塩。お手軽に手に入るのでギリシャの方にとっては身近なサラダのようでした。

Ευχαριστώ