ギリシャで犬に脚を噛まれてしまいました!
今回もまたまた時がさかのぼりますが、私に起きた大きな出来事を書いていきたいと思います。少しショッキングで読めないという方は全然構いません。もし同じような経験をして不安だ、という方の参考にしていただけると嬉しいです。
さて、クリスマスが2、3日後に迫り、ギリシャでもクリスマスとお正月休みのために学校を終えた日。これからどんな休みが待っているのかとドキドキワクワク想像が膨らむ私。しかし私はなんとそんな日に、ホストファミリーが飼っている犬に脚を噛まれてしまったのです!犬はハスキーのような大型犬でした。日本でもなかった初めての経験にとても驚きました。噛んで歯形が、というよりは歯が刺さりすねの辺りに2ヶ所、穴があいたという状況でした。痛みはあんまりなかったのですが、なかなか血が止まらず、思っていたよりも深いようでした。
ちょうど屋外でホストマザーのお手伝いをしているところでした。作業で忙しい中ではあっても、ホストマザーはすぐに中断して駆けつけてくれ、どこかに電話をはじめました。しばらくして数時間も経っていないうちに、薬局に連れて行ってくれました。1週間分の抗生剤をもらい、お尻の辺りに注射を打たれておわり。
えっ、、、終わり?
言語がわからない中で言われるがままに動くしかなく、いつの間にか治療は終わっていました。当初、怪しい薬を打たれてはないか?え、これだけ?病院は?検査は?と???で拍子抜けしてしまうほどでした。その後インターネットで調べれば調べるほど、日本では怖いと言われている狂犬病の可能性も考え、内心すごく慌ててますます不安になっていく自分。この治療でちゃんと治るのか、もし本当に腐ったりして手遅れになったらどうしよう…発症すると100%死んじゃう、など。これまでホストファミリーとは4ヶ月くらい一緒に過ごしてきたとは言っても、やはり少し遠慮気味で色々聞けず、とりあえず様子をみるしかありませんでした。
しかし、あまりの不安さから留学の趣旨では連絡を控えろと言われていた両親にも相談し、日本の留学本部に報告をしてもらいました。自分では現地の留学支部や、留学中の個人相談員(LP)さんに報告をして、アドバイスを頂いたり心配の電話をいただきました。特に相談員さんはホストマザー側にも電話で状況確認をしてくださり、ギリシャでの適切な医療の説明をしてくれました。
私自身もネット検索をして、同じような境遇の方の数年前のブログ記事を見つけました。私と同じ経験をした方がいて、私だけがこんなに不安だったのではないんだと少しだけ安心しました。
そして私は2ヶ月経った現在、2つの傷は深いかさぶたになり命も無事です。今のところ。。。笑
知らない土地で、しかも犬に噛まれるという日本ならば少し騒いでしまうような経験をした私。もしこんな状況になったら誰しもが焦るかもしれません。現地の対応に不満や不安があるかもしれませんが、海外で右も左もわからない分、現地の常識をある程度受け止める必要があると理解することに至ったのでした。これぞ異文化への理解。同時に、やはり現地のことは現地の方がしっかり知っています。今回の件に関わってくれた両親、ホストファミリー、相談員や留学団体の方、薬局の方、本当に感謝でいっぱいです。今回のことは結果的には大切な体験になったと感じています。
今回はお菓子を紹介します。
No3. Lukumades(ルクマデス)
これはギリシャ風ドーナツや、ギリシャ風揚げパンとしてよく紹介されているものです。私的には、イメージとしてはポンデリングが近いかな…という感じです。はちみつとシナモンが効いた甘いスイーツですが私は気に入って、いくらでも食べることができます。
Ευχαριστώ