JICAフィリピン事務所で6月末に中間報告会をしました。

少し前の話になりますが、6月末に中間報告会をしました。

協力隊は、2年間の任期のうち着任後1年の中間報告会と終了時の最終報告会の2回の報告会を義務付けられています。国によりますが、フィリピンでの中間報告会は首都マニラにあるJICAフィリピン事務所で配属先、JICA事務所スタッフ、フィリピン国家ボランティア庁スタッフ(フィリピンは世界中からボランティアを受け入れていて、国がボランティアの受入れ・管理をしています)が出席して行われます。

中間報告会は、活動の報告や成果を発表して課題を共有、出席者からの意見や提案を得て活動終了までの残り1年をより良くするためのものです。一方最終報告会は、こんな活動をしました、みんなありがとう!と感謝する報告会なので、中間報告会の方が今後の活動に関わる重要な報告会だと個人的には思っています。

発表30分、質疑応答15分の合計45分間の持ち時間で、言語は英語です。発表内容は、私のバックグラウンド、なぜJICAボランティアに参加したのか、クエンカの紹介、活動の目的や活動内容、困難に感じていること、1年間過ごしての考察、これから取り組みたいこと…と盛りだくさんの内容です。

そして活動紹介のビデオも同僚につくってもらいました。JICA事務所スタッフの中には農業の専門家もいて、難しい質問もたくさん受けました。中学生レベルの英語力しかない私には、質問を理解するのも答えるのも一苦労。しどろもどろで答えつつ、同僚に助け船を出してもらい、何とか無事に終えることができました。配属先のクエンカ町とフィリピン農業の未来について、私一人ではなくて参加者みんなで考えてほしいという思いを込めた発表でした。

1年間過ごして思うことは、畑の土も良いし一大消費地のマニラにも近い。クエンカの農業はまだまだこれから発展する可能性があります。次の1年もクエンカの農業に貢献できるようにベストを尽くしたいと思います!

Salamat po